日高屋のぶろぐらじお 〜日高さんを右に☆彡〜

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幻想水滸伝1(PS版)プレイレポ

ということで、ようやく幻想水滸伝1(PS)をクリアしました!

 

特別難しかったからクリアまで時間がかかった...ワケではなく、他ゲーに浮気に浮気を重ねた結果、クリアまで2年ぐらい時間がかかりました。

 

さて、この幻想水滸伝という作品。KONAMIを代表するRPGであり、中国で書かれた小説「中国四大奇書のひとつである水滸伝」に西洋ファンタジーといったオリジナル要素をミックスした作品です。

登場人物やストーリーの運び方は原作の水滸伝とかなり違ってはいるものの、軍の成長や戦争は水滸伝原作のスケールの大きさを再現しているのです。

あらすじ

 

物語は太陽暦453年の赤月帝国から始まる。

かつて継承戦争を勝ち抜き第17代皇帝の座を手にしたバルバロッサは、その手腕を生かして荒廃した土地の復興に務め、その善政により国民からは強い支持を受けていた。

しかし、宮廷魔術師ウィンディとの出会いがきっかけで彼は豹変し、暴君となってしまう。かつて栄華をきわめていた帝国は圧政と役人の腐敗によって、国民からの信頼はあってないようなものになってしまった。

そんな時代、帝国の将軍テオの息子である主人公は近衛兵として任務に就くものの、同時に帝国の実情を目の当たりにする。

 

そんなある日、主人公の親友のテッドが隠し持っていた27の真の紋章のひとつであるソウルイーターをウィンディが狙ったことがきっかけで事態は急変。

テッドは傷だらけの状態で登場する。

27の真の紋章、それはこの世界において持つ者に絶大な力と代償を与える印。

ウィンディはその力を求め、テッドの命を狙ったのだ。

悪用されたが最後、世界の存亡に関わる惨事が起きかねない。

主人公はテッドの想いと願いを聞き入れ、ソウルイーターを受け継ぎ、帝国から追われる身となった...。

 

これは後世において門の紋章戦争と呼ばれる戦いの物語。

秀逸なストーリー

 

いやいやいや...。スケールがでかすぎる!

このスケールの大きさも本作の魅力のひとつと言っても過言ではないでしょう。

帝国から追われる身となる主人公、解放軍との出会い、掲げる打倒帝国の旗印、語られるテッドの運命、そして、ソウルイーターが引き起こす「代償」…こうやって見るとかなり重めのシナリオではあるのですが…それが戦争と運命の悲運さを上手く表現しています。また決して重い展開一辺倒ではなく、コミカルな様子があったり希望を持たせる展開があったりとうまく緩急をつけているのが秀逸かなと思いました。

 

本作が発売された1995年、戦争というテーマを取り扱った作品は少なくはありませんでしたが、熱いシナリオと独特な世界観は唯一無二で、それも本作が未だ根強い人気を誇るポイントではないでしょうか。

 

今の時代でも通用する快適さ

まぁなんでしょうね。この快適さは。

RPGではあるあるのレベリングはストレスフリー。レベルが低いほど経験値がたくさんもらえるというシステムは108人いる本作とは相性バッチリ。

何より戦闘自体の快適さが非常にGOOD!コマンド入力後の味方の一斉攻撃、レベル差で確実に逃走できたり、所持金の一部を犠牲に確実に逃走できる「おかね」など快適さはほかの作品ではあまり見られないでしょうね。

 

と、快適さをプッシュしておりますが、戦闘の演出面も光るものがあります。

クリティカル時にズームになったり、魔法の演出がかなり凝っていたり、連携攻撃も種類が豊富だったり、そういう部分でもプレイヤーを魅了させてくれるのは嬉しいですね。

 

 

何でお前がPTに入ってくるんだよォォォォォォォォ!!

 

申し訳ないんですけど、本作を語るうえで欠かせないマイナスポイントがありまして。

結論から言うと…仲間の強制加入が多すぎて自由にPTを組む機会があまりにも少ないところでしょうか。

極めつけはPTメンバー全員が固定され、任意枠がひとつもなかったりと。

これがもう納得できない!!

ラスボス手前でまさかの二人固定!!

どうしてだよ!!せめて最後くらい自由に組ませてよ!!

ストーリーの半分くらい強制加入があるのは個人的にかなり残念。マ行鍛冶屋軍団を活かせないままクリアしてしまったのが心苦しい!

ストーリー上しょうがないのは分かる!分かるけど…!魅力的なキャラが108人もいるんだから!

あと説明書がないと魔法の効果やアイテムの効果が分からないのも苦戦しました。

さすがにこれは頭を痛めました…さすがにこの時代の作品でここまで原始的なUIは初めて見ました。どれが回復魔法なのか、どれが能力増減魔法なのか説明書がないと分からないのはびっくりしました。

リマスター版ではさすがに改善されることでしょう!

 

ということで、初期作ってんで荒々しい部分はあるものの、そのオリジナリティ溢れる世界観と重厚な物語で今でも根強い人気を誇る幻想水滸伝1(PS)のプレイレポでした。

 

幻想水滸伝のリマスターだけでなく、シリーズの血を継いだ百英雄伝もガシガシ開発中!今後も幻想水滸伝から目が離せないですね!

 

幻想水滸伝1&2リマスター公式HP↓

https://www.konami.com/games/genso/rem/1_2/jp/ja/

 

↓百英雄伝 公式HP↓

https://rabbitandbearstudios.com/eiyudenchronicle/